夏収穫の枝豆にもみ殻くん炭+米ぬかマルチ

枝豆にもみ殻くん炭マルチ

枝豆を植えたところにもみ殻の炭をまく

今年の第一弾となる枝豆の苗を植えた。

初夏から収穫できる品種の枝豆は、温度が高くないと順調に育たないこともあり、一般的には黒マルチと呼ばれる黒いビニールで苗を植え付ける部分を覆う。こうすると、ビニールの黒が太陽の熱を吸収して畑の温度を温めてくれる。それに、覆った部分は草が生えない。覆った部分は太陽の光が直接当たらなくなるので、畑が乾くのを防いでくれる。

ということで、この黒マルチは急速に普及したのだろう。

でも、うちではゴミになるから使わない。黒マルチを使うと生育がとてもよくなることはわかっているけれど、作物を栽培してんだか、ゴミを出してんだかわかんなくなるから、使わない。

微生物が分解する素材で作られた生分解マルチとか、太陽光によって分解される光分解マルチとか、そういうものもあるけれど、完全に分解されるにはけっこう時間がかかるので、結局、ゴミが出る。それに畑の景色に黒いビニールはそぐわない。

その代わり、身近なところで手に入るもので、土に還る素材を活用することにしている。

黒マルチの代わりに考えたのが、もみ殻を焼いて炭にした「もみ殻くん炭」を畑にまいて土の表面を覆いマルチのようにする「もみ殻くん炭マルチ」だ。
もちろん、水分を保ったり、畑を温めたり、草を抑えたりする力は、黒マルチに遠く及ばないし、風が吹けば吹っ飛ぶ、まきすぎると土がアルカリに傾くといった欠点もあるけれど、その代わり、作物に養分を供給してくれたり、作物にとって有用な微生物のすみかを提供したりといった、黒マルチにはない優れた効果もある。

風対策としては、
1、もみ殻くん炭をまく部分を鍬で鎮圧して少し低くし、低い土の壁をつくることで、風で飛ばないようにする(大した効果はない)

2、米ぬかが水とあわさると固まる作用を応用する。米ぬかをまき、その上にもみ殻くん炭をまいてから水をかけ、米ぬかとくん炭が固まれば、風で飛ばなくなるのではないか?? まだ試していないのでわからないし、米ぬかもちょうどいい量にする必要があるので、簡単ではないはず…。

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