有機農業塾の人参はなぜうまい?
今日はよりい週末有機農業塾。春人参の間引きをやった。間引いた人参をその場で洗って新鮮なうちに食べてもらう。余計な講釈はしない。まずはその味を自らの舌で感じてもらう。
「わ、人参の味がする!」
人参なのだから人参の味がするのは当たり前だと思うかもしれない。でも、世の中の多くの人参は、人参の形をしているけれど人参の味も香りもしない。
「もっと食べたい!」
といって、子どもが人参にかぶりついている。
いつも食べている人参と、目の前の人参の違いは何なのだろう。
無農薬だから、ではない。
みんな美味しいものが食べたいはずなのに、味も香りもしない人参が生まれるのは、なぜなのだろう。
そういうことをこれから考えていってもらいたいと思っている。
ここはよりい週末有機農業塾。栽培技術を学ぶだけの農業教室じゃなく、自分の体と命の礎となる食べ物が生まれる世界を案内する場にしたい。
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