田んぼ教室5日目 苗代観察、苗踏み、畔塗り、草刈り

今日は手作業で作る有機田んぼ教室。無事に芽が出た苗代の観察、苗踏み、鎌で畦草とため池の草刈り、平鍬を使って畦塗りの4本立てで進めた。

休憩のとき、一緒に教室をやっているなっちゃんに「田んぼづくりと音」というお題で話をしてもらった。作曲の仕事をしているなっちゃんだからこそ感じ得る自然と音の話に、参加者の皆さんから自然と拍手が注がれた。

無事に発芽して育っている苗代の観察

その拍手の源を知りたくて、みなさんに話の感想を求めてみたところ、一人ひとりからにじみ出てきた言葉がまた良かった。それは取ってつけたようなものではなく、いままでの生き方に根ざしたような言葉に感じられたからだ。

ただ、どんないい話も、聞いただけでは何も形を成さず、明日もまた今日と同じ風が吹き続けるだけだ。もし、その話が本当に良かったと思うなら、どんなことでもいい、小さくてもいい、人からどゔ見られるかとかどうでもいい、自分がいいと感じたその目指すべき世界を実現するために、何でもいいから動き出せるかどうかで、この先の人生は大きく変わる。

平鍬を使った畔塗り

何も変わらないのを人のせいにせず、自分から何かやってみれば、小さな新しい道が見えてくる。まだ道がないように見えても、歩き出してみればそこが小道をなしてき、歩き続ければ自分の人生の新しい道が拓ける。そういうことをこの20年間の実体験で感じている。自分の人生の道は自分でつくるのだ。

さて、彼女の話を聞いておれは何をやろう。

沼の土手の草刈り

鎌で刈った草は、一か所にまとめて積んでおいた。その草はやがて在来の生き物たちの餌となって分解され、養分をたっぷり含んだ土に還る。その土を田んぼに与えてやれば、命を育む豊かな稔りを結ぶだろう。山があって、そこから水が滴り、田をうるおせば生きていけた。石油なんかなくたって、そうやって数千年にわたり日本人は生きてきたのだ。

「山は油田だ」

師たーしゃんの言葉を思い出す。

答えはいつも、きっと、根本的なところに眠っている。AIなんかじゃ見つけ出せないところにね。

次回はいよいよ代かき。

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