よりい里山文化祭でお話会開催

昨日は里山文化祭のイベントの一つとして「男衾に有機稲作の里を作ろう!」のお話会を開催した。

前半は、2か所の現場を回りながらこの活動を始めた理由や概要をご案内し、後半は火を囲みながら、手作業で田んぼを蘇らせた二人の女性の話を聞くという半日だった。

今回の企画意図は大きく2つある。

ひとつは、里山文化祭というのだから、里山とはどのような場所か、文化とは何なのか、そういうことを一緒に考える時間を作ることだ。

そこで、里山、ため池、水路、田んぼ等が織りなす昔ながらの省エネルギー農業システムがどのようなものだったのか、人間がひとつの生き物として里山の生態系にどう関わってきたのかを現場でお話し、知ってもらうプチツアーを開催した。

もうひとつは、それらを自分なりに噛み砕き、前述の農業システムの枠組みの中で、自分たちが実践できることを最後までコツコツやり続けた二人の女性の話を聞いてもらうことだった。

里山、里山と叫び、近くでおしゃれなワークショップをやったり、里山保全の知識だけ溜め込んでも、里山の息吹が蘇ることはなく、荒れたままであり続けるだろう。里山が里山であるためには、人の手入れが欠かせないからだ。

里山やその周囲の環境を守るには、外から眺めているだけでなく、対象を知り、その中に入り込んで汗を かくことが大切になってくる。それを実践した二人の話は、最初から最後まで通して体験した人でなければ語り得ない内容になる。こういう話を聞ける機会は多くない。

霧雨が降る中、21人という予想を遥かに超える方々がご参加くださり、二人の話に耳を傾けていた。

話を聞き、興味を持って仲間に加わろうとする人たちも生まれた有意義な時間だった。

準備や告知等にご協力くださった皆さま、ありがとうございました。

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