男衾熱帯果樹園にカマキリを呼ぶ

男衾熱帯果樹園に蟷螂(カマキリ)を呼び込んで定着させる作戦が、2年目にして形になってきた👍

近くに生えていた茅を移植し、蟷螂の産卵場所を整えて待つこと1年10か月。蟷螂が茅に卵を生んでくれた😀 これで、いろんな生き物が食ったり食われたりする関係がまたひとつ増えたことになる👍

ごみ屋敷みたいにゴミが散乱していた場所が、人間の手を加えることで少しずつ回復し、生き物が豊かになっていく過程がおもしろい。

自分の足元にどんな生き物がどれだけいるか分からずに、生物多様性だの環境保護だの唱えても、何がどう多様になり、守られたのか、分かりはしない。

人為はすべて反自然の行為だという無味乾燥な論理に対し、人が適切に関わることで自然が多様化する小さな実践を積み重ねていきたい。

有機多品目果樹園の予定地整備

有機栽培の多品目果樹園予定地
有機栽培の多品目果樹園予定地
有機栽培の多品目果樹園予定地

午前中、よりい週末有機農業塾を終え、午後は多品目果樹園の予定地整備。紹介していただいた酵素発酵おがくずを受けとる日なので、それを現場にまいてから、荒地特有のゴツい草を刈る。

2,300㎡というのはそれなりに広いもので、ただ草を刈るだけでも、結構、骨が折れるものだ。一度、荒れたものを元に戻すのは簡単ではない。

2時間くらいで何とか一通り終え、遠目からなんとなく見た感じではきれいになったような風景になった。課題は西側の激しく荒れた一帯だ。ここにやっかいな葛が生えているのだ。
来年の春以降、この葛を抑えきれるかどうかが、果樹園を安定させるひとつの大きなポイントになる。

刈り終わって全体を眺める。おもってたより結構広い…😱 やりきれるのか?!これ……😅

とはいえ、2,300㎡の男衾の農地を復興させたということに、大きな意味を感じている。

次はいよいよ、苗木の植え付けだ。

荒れ地再生の小さなモデルを作る

マンゴーという品種のポポー
マンゴーという品種のポポー
マンゴーという品種のポポーを植えた

引き続き荒れ地の手入れをしている。和くるみに続き、2種類のポポーを植えた。

いろんな地域の荒れ地、放棄地再生事業を調べているけど、資金力や組織力がさほどなくても取り組める事例はなかなか見つからない。
そこで、荒れ地を再生し、そこから経済的な利益を引き出すという視点から一度、離れてみようと考えた。

荒れ地が増えず、また活用され、風景がよみがえればいいのだ。この考えに立ち戻れば、刈り払い機と鎌、スコップくらいのホームセンターで揃う簡易な装備で、誰でも小さな荒れ地を再生し、活用することができるはず。それが、多品目果樹園の根底にある。

ポポーの栽培
植えた苗木の周りに刈った草を敷く。荒れ地は見方を変えれば有機物の宝庫だ

荒れ地は見方を変えれば、一定の有機物が蓄積した場所と捉えられるから、トラクターで保全管理しているきれいな畑のように、土の活力は失われていない。

果樹栽培は難しいと言われるが、それは単品目を一定の規模でやり、果実を効率よく売ろうとするからだ。いろんな種類の果樹を少しずつ植え、取れたものを自分たちで楽しむことを基本とすれば、多少の傷や虫食いは問題にならない。

いいものが取れたら、少量でも出せる地域の直売所に出荷してもいい。出荷者が減っていく直売所のにぎわいを取り戻すことにもつながるだろう。

この荒れ地再生モデルを、よりい週末有機農業
塾に組み込めれば、再生への小さな入り口が開かれる👍

国もとうとう人・農地プランの法定化で「半農半X」を担い手として位置付けることを検討し始めた。生計を立てる手段としての農業だけでは、農地再生は不可能だという方向へやっと舵を切ったのだろう。

あとはやるだけだ。

おれたちは、美しい風景を取り戻してみせる👍👍

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