二人の田んぼ1年生、旅立ちの日

男衾に有機稲作の里を作ろう!と言い出して始めた活動は、今季をほぼ終え、二人の田んぼ一年生が立派な農民として歩み始めることになった。

もう感激しかない。

田植え体験のように、誰かが整えてくれた場所で楽しい体験だけして終わるようなことを続けても、根本は何も変わらないとずっと思ってきた。理由は単純で、整えてくれる人ができなくなったら、もう、それで終わってしまうからだ。

おれが惚れて入り込んだこの素晴らしい農の世界を再興するには、自分で1から作り上げられる人を育てていくことが肝要になる。さらに言えば、おれたちが活動を始めた土地のように、大規模化とか、スマート農業とか、そういう道がそぐわない地域では、農業というより農の価値をもう一度掘り起こすことが、この土地に生き生きとした息吹を取り戻す道だと信じながら汗をかいてきた。

その汗が、二人の農民が生まれたことで、小さく次の段階へ昇華されようとしている。

この二人は手作業で田を作るすべを身につけたから、田んぼに関してはガソリン代が上がってもほとんど影響を受けない。刈払い機くらいしか機械を使わないから、

肥料代が上がっても関係ない。使わないから。

山が生きてさえいれば、二人の田んぼも躍動し続ける。

現代の農業は、資本主義にどっぷり浸かってしまったがゆえに、あれこれ揃っていなければ作物が育てられなくなってしまった。

おかしいではないか!(鼻息が荒め笑)

二人が体現しようとしている道こそ、本来の農なのだ。だからもう、風呂入りながら酒を飲む以外に、この歓びを表現できるすべはない(笑)

ただのオッサンだから、ベロベロになる前に記しておくと、次は新たに約2000平方メートルの荒れ地を田んぼへ戻そうと考えている。この場所で特筆すべきは、専用の小さなため池が付属していることだ。

専用だよ、専用。こんなおもしろい田んぼ、絶滅危惧種だがな。ため池って、ふつー、みんなで使うものジャン。

ということで、飲み続けよう(笑)

酔っ払った勢いで書くけど、来春から二人に手伝ってもらって有機田んぼ教室やろうと計画中。まだ計画してるだけだけど、具体的になったらお知らせするだんべ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP