今年の目玉作物その1 飛騨カボチャ

飛騨カボチャ

飛騨カボチャの種

飛騨カボチャ、これが今年の夏の目玉作物その1だ!(と威張っていうほどのものではないが…)

飛騨カボチャは、最近注文を浴びるようになってきたと言われる岐阜県高山市の在来カボチャから選抜して育て上げた品種(この在来カボチャの名前は商標登録されているのでここでは書けない)。カボチャという名前からは想像しにくい、ヘチマのような長い姿をしている。長さは50センチ、重さは2.5キロほどにもなる。大きいものは長さ80センチ、重さ5キロ!?という情報も。

うーん、これだけ書くと、はっきり言って直売では売りにくそうだ。まるまる一本だと、大きすぎるし、カットカボチャにして売るにしても、細長いから輪切りになるので、その見慣れない姿に手を出す人がどれほどいるだろうか‥‥。

しかーし、そんな売れにくそうな条件を消し去る魅力がこのカボチャにはある。味と調理しやすさだ!(といってもまだ食べたことはない)種の販売元によると、

・クリームのようなきめ細やかな舌ざわりと甘みの独特なおいしさ
・果皮が薄く切りやすい(カボチャは一般に皮が固くて切るのに力がいるので、やわらかいというのは女性にとってたぶん嬉しいはずだ)

種の販売元による飛騨カボチャの紹介はこちら
http://tane.jp/haruyasai/pumpkin/hinshu/hidakabocha.html

ただ、飛騨カボチャの母体となった前出の在来カボチャの場合、栽培管理が難しく、病気が出やすいらしい。それに、高山以外の土地で栽培したとき、同じような特徴が出るかはわからない。長期貯蔵できるという記録もあれば、60日を超えると甘みが落ちるという調査結果もある。飛騨カボチャも同じなのかどうか、それも不明だ。

文字通り「結果」を楽しみにして、とにかく何年かやってみるしかない。

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