自作の有機質液体肥料 作り方
当農場の自作液体肥料(液肥)の作り方について説明します。
●材料
水、米ぬか、野菜の残さ(キャベツの外葉などの食べない部分)、コーヒーかす、畑に生える草、尿など身の回りで手に入るもの。
※水は水道水に含まれる消毒用の塩素が、液肥の発酵に必要な菌を殺してしまう恐れがあるので、なるべく汲み置きしたものか、風呂の残り湯などを使うようにしています。
将来的には雨水タンクを設置し、雨水を有効活用できるようにする予定です。
●作り方
1)大きい材料は分解しやすいように小さく切る
2)米ぬかと材料をタンクに入れ、水を加える。
3)1日1回かき混ぜる
やがてさまざまな菌類が材料を餌にして増え、発酵が始まり、液肥になります。
液肥になるまでの時間は気温によって変わります。気温が高ければ高いほど菌類の増殖が盛んになるので早く、春以降なら外に出しておいても発酵は始まりますが、冬は菌が増える十分な温度がないので、うちでは冬に仕込む場合、材料を仕込んだタンクを踏み込み温床のなかに入れます。
できあがった液肥は、状態や必要に応じて水で薄めてから使います。少なくなったら、材料と水を追加して撹拌し、また発酵させれば使うことができます。
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