埼玉有機農業体験講座・教室(5)

埼玉の寄居町で2021年度から開催予定の有機農業講座・教室(仮)、ふたつめの柱は出荷体験だ(また関係機関を通して調整中)。
体験講座で育てた作物を売ることを最初から意識できるようにするのが一つの目的だが、発案者としてのもう一つの狙いは、将来的に農家でなくても、育てた作物を販売できる環境を整備することだ。
半農半Xでも、有機家庭菜園でもいい。#わたしたちの月三万円ビジネス http://sanbiz.jp/ のような形でもいい。売れれば仕事になる、地域経済が動く、人が来る、にきわう。
有機栽培で一定品質のものが取れれば売れるという道を拓きたい。
現状のままなら、地域の農産物直売所に出荷する人は高齢化でどんどん減っていく。埼玉県寄居町の男衾農産物直売所はリニューアル計画があるけど、数年後には農家だけで出荷量を確保するのは極めて難しい状況になる。
地域で新鮮な有機栽培の作物が手に入るのは、そこで暮らす人にとっても大きなメリットだろう。
10年後の大きな結実を目指して、来春から小さな有機農業体験講座・教室計画が始まろうとしている。現代版農地解放のような思想も必要になるかもしれない。

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