ものを作る喜びと興味のアンテナ
日曜日はよりい週末有機農業塾。今回は嬉しいことがふたつあった。
ひとつはちょっとした工作として竹を使った支柱づくりをしたとき。やったことを文字にすると、竹を鋸(のこぎり)で切って鉈で割る、それだけの作業だけれど、
「楽しい!」
という声が響いた。
そう、ちょっとしたことだけど、物を作るというのは楽しい。効率重視の分業制が定着し、自分の手を使ってはじめから最後まで何かを作り上げる機会はほとんどなくなった時代、切って割るだけの支柱でも自分で作り上げる、生み出す喜びがあるのだ😄
もうひとつは、見えなかったものが見えてきというた声だ。よりい週末有機農業塾に通い始めるまで、人の畑には興味を持たなかったけど、参加し始めてから、あれは何だろう、これは何だろうと気になるようになったというのだ。
興味のアンテナがどちらに向いているかで、同じ景色を見ていても、見えるものが違ってくる。畑に関心を持つようになると、そこから先、今までとは違った世界の広がりが鮮やかな色彩を持って視界に飛び込んでくるはずだ。そうなると、毎日の暮らしは少しずつ変わってくる。今まで当たり前だったものが、そうでなくなってくる。
理論や理屈は後回しにして、これからも現場を五感で体験してもらおう👍
と言いながら、ついついペラペラしゃべってしまうのだが。
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よりい週末有機農業塾/埼玉県寄居町
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