大根(三浦、打木源助、こーちん)
大根の品種数は数百といわれ、地方ごとに特徴のある大根がありますが、スーパーでみかける大根はほとんどが青首大根。当農場では青首大根だけでなく、昔ながらの白首大根や、ちょっと変わったビタミン大根(こーちん)なども育てています。
三浦大根
収穫時期 秋から冬
肉質がつまっていてやわらかいため煮物に適しています。真ん中から下にかけて膨らみのある白首大根で、大きくなると長さが50センチにもなります。三浦半島特産の大根でしたが、三浦市農協のウェブサイトによると現在では栽培が激減し、三浦半島で栽培される大根の1%ほどにとどまっています。
打木源助大根
(うつぎげんすけだいこん)
収穫時期 秋から冬
加賀伝統野菜のひとつ。長さ25センチほどのずんぐりとした体型の大根で、繊維質が少なくやわらかくて甘みがあり、大根らしい風味に富んでいます。金沢市生まれで、金沢市打木町の故・松本佐一郎が愛知県の井上源助が生み出した品種「源助総太」と、打木地区で栽培されていた練馬系の大根を掛け合わせ、年月をかけて固定選抜した大根です。
おすすめの食べ方
煮物、おでん、鍋物、大根ステーキなど加熱して食べるとこの大根らしさが味わえます。
【参考】
加賀野菜〜産地からのストーリー〜
源助大根・松本充明さん
http://www.kanazawa-kagayasai.com/kagayasai/gensukedaikon/
コーチン大根
(ビタミン大根)
収穫時期 秋から冬
ビタミン大根という別名があるとおり、ビタミンに富む大根で、歯切れがよく、特に大根おろしやサラダに向いているといわれています。長さは20センチほど。地面から出た部分は表面、芯ともにあざやかな緑色で地下に潜った部分は白く、その境がはっきりしています。
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