ごぼう(滝野川ごぼう、大浦太ごぼう)

日本でしか食用されていないといわれる野菜。独特の歯ごたえは、野菜のなかでも含有量がトップクラスのイヌリン(炭水化物の一種)とセルロース(繊維質)によるもの。いずれも腸内をきれいに掃除する働きがあります。

もくじ

滝野川ごぼう

江戸東京野菜のひとつで、長根ごぼうの代表的な品種です。江戸時代に滝野川村(現在の東京都北区滝野川)で改良・採種されたごぼうで、国内で栽培されるごぼうの9割以上はこの品種を親にして生まれたものです(※1)。

おいしい食べ方

煮物。
皮の近くにうまみとごぼう特有の香りがあるので、皮をむくというより包丁でこそげるくらいにしたほうがおいしくいただけます。

大浦太ごぼう

千葉県の大浦町原産のごぼう。長さは60センチほどと短くて太く、少しごつごつした外観をしていますが、繊維質が少ないためとても柔らかいごぼうです。

おいしい食べ方

柔らかさをいかした煮物。
大きいものは芯が空洞になるので、肉詰めなどにすることもできます。

●参考文献
※1:JA東京中央会 http://www.tokyo-ja.or.jp/edo/takinogawa.html
(2017年10月22日閲覧)

 

 

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