有機農業新規就農1年目_半年間休みなく働く日々

カンボジア語で「熊の手芋」と呼ばれる山芋

カンボジア語で「熊の手芋」とも呼ばれる山芋


新年明けましておめでとうございます。

7月に独立就農して、あっという間に6ヶ月がたち、そして初めての休日をとった。それが元旦だ。おおお、間違いなく今までの人生の中で一番働いているぞ!

この先、あと少なく見積もっても30年くらいは農業をやるつもりなので、あんまり最初から飛ばしすぎると体(腰?)を壊すかなと思い、正月くらいは休むことにした。

休まない(休めない)理由は2つ。

1)おもしろいから、やりたくて畑に出る。
2)休むとその分、確実に収入に響くので怖くて休めない。

サラリーマン時代はカレンダーの赤い日が待ち遠しかったけれど、今じゃ、いつが祝祭日なんだか、どうでもよくなった。祝祭日や日曜日に役場の農林課とか民間企業のお問い合わせ窓口とかに電話しちゃって、
「今日は休日なので‥」
と言われるほど、休日に無頓着になった。人間、ずいぶんと変わるものだ。

それにしても、サラリーマン時代に6ヶ月間、まったく休みがなかったら、たぶん精神を病んでいただろう。体力的にはきついこともあるけれど、(収入面を除き)精神的なストレスからは解放されているから、休みなく働けるのだと思う。

半年ぶりにずっと家にいてぐうたらしたら、体がなんか気怠くなって調子が良くない。1年目の農業研修先で師匠から
「丸一日休んで家にいると体の調子がよくない」
といったようなことを聞いたことがあり、そのときはしっくりこなかったけれど、今ならよくわかる。どうも、じっとしていると具合が良くないのだ。

まあ、休みなし自慢なんてしても意味ないよな‥。

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