よりい週末有機農業塾のページを作る

埼玉の社会人向け有機農業教室

どんどん宣伝してくれというお言葉を得たので、来年度に向け、うちのウェブサイト内によりい週末有機農業塾の紹介ページを作り始めることにした。

いろいろ考えたが、委託されている立場として、自分のところで対応すべき部分は自分自身の仕事の範囲内で形にすることにした。そのほうが明確になり、張り合いも出る。うちがどういう農業をしているのかを伝えることもできる。現場の空気感を濁すことなく言葉にできる。

伝えていくことをせず、寄居町のような小さな町でうちのようなちっぽけなところがもがいているだけじゃ、溢れる情報のなかで窒息するだけだろう。

有機農業教室は世の中にわんさかある。農薬と化学肥料を使わずに野菜を育てましょう!と呼びかけるだけじゃ、始まったばかりのこの有機農業塾に目を向けてくれる人はほとんどいない。

呼び込むべきは、土に向かって生き直そうとする人たちだ。必ずしも農業を仕事にしなくてもいい。大事なのは視線が土に向いているかどうか。そこを常に判断基準にしたい。

おしゃれという感覚は時代によって変わる。今はたまたま「おしゃれなオーガニック」の微風が吹いているけど、この先、嵐で吹き飛ばされることだってありうる。そのとき、おしゃれ派は別のおしゃれを探せば満足するかもしれないが、それではおしゃれでなくなったものは置き去りにされる。

変わることのない芯を伝えていかなければ、時代の並みに左右されてしまうだろう。それではあまりにも脆い。

能力不足でたった6人しか受け入れられないから、しっかり向き合える6人に来てもらいたい。そのためにできることをしよう。

 

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