ニンニクの発芽 球割れの原因と対策を調べる
ニンニクの芽が出てきた。
今年は計画不足による作業の遅れや台風の影響で、ニンニクの植え付けが遅くなってしまったけれど、先日、なんとか終わらせた。あとは無事に芽が出て、冬を越してくれれば、実りがもたらされるはずだ。
一番心配しているのは、越冬できるかどうかだ。冬を越す前までに葉が4枚くらい出るまで成長していればいいのだけれど、植えるのが遅くなってしまったため、寒さの来訪前にそこまで育つだろうか。
もうひとつは、病気にかからないか。自分たちで食べる分だけなので少量ではあったけれど、会社員時代に家庭菜園でニンニクを育てていたときは、結構立派なものができたので、ニンニク栽培はそんなに難しいという印象はなかったのだけれど、去年は球割れがたくさん出てしまった。
先輩の話では、この辺の地域はネギの産地(深谷)と近くて、ネギの病原菌が多いから、ネギと同じ仲間のニンニクも病気になりやすいとのこと。
しかしまあ、こっちに来て1年目はうまく育ったので、ニンニクが健康に育つ環境をうまく整えられなかった、または収穫のタイミングが悪かった(適期を過ぎると球割れといって割れてしまう)のが原因なのだろう。
球割れの原因を調べるとだいたい以下のとおりらしい
1、 肥料が多すぎる、または肥料を与えるタイミングが悪い
肥料といっても、振り返るとうちの場合は肥料分の多くない堆肥を入れただけだったけれど、その状態や量になんらかの問題があったのかもしれない。
与えるタイミングは、球が太り始める3月以降になったら与えない、とのことだけれど、追肥はしていないので、この点の影響はないはず。
2、収穫のタイミング
たぶん一番大きな原因はこれかもしれない。土の水分を適切に保ち、草を抑えるために、ニンニクの株元に多めの籾殻を敷いていたのだけれど、そのせいで籾殻をどかさないと球の太り具合が見えず、収穫が遅れたのではないか。
と、ここまで書いて、これは違うと思い直す。収穫のタイミングは葉の枯れ具合で判断できるからだ。
3、とう(花芽)の摘み取りタイミング
球が太り始めると、それに従って花を咲かせる芽がびよーんと伸びてくる。この芽を早めに摘み取らないと球の太りが悪くなると言われているが、摘み取りが早すぎると球割れの原因になるらしい。これは初耳だった。
ただ、摘み取りのタイミングは品種によって違うらしいので、今回植えた品種の場合、いつ摘み取るのがいいのか、確認が必要だ。
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