モキ製作所「無煙炭化器」のすばらしさ

こつこつ進めてきた荒地再生炭焼きプロジェクト。まずは自分が借りている畑と、その隣の畑との境界に分厚く生えている篠竹を刈ってちょこちょこ炭焼きをしてきた。
篠竹が生えている長さはだいたい30mちょっと。その半分弱くらいを焼き終わったので記念撮影。

荒地再生炭焼きプロジェクト

炭焼き前の風景

荒地再生炭焼きプロジェクトで変わった風景

炭焼き後の風景

ほぼ同じ場所から撮影したものだが、篠竹の影に隠れていた奥の家が全部見えるようになり、篠竹の壁がなくなったことで奥の景色がくっきりし、見通しがとてもよくなった。まるで別の風景のようだ。

『風景は百姓仕事がつくる』という本があるが、炭焼きがこの区画の小さな風景を大きく変えた。改めて一歩引いたところから刈った場所を眺めてみて、一仕事を終えた満足感に浸った。(まだ半分残っているのだけれど)

それにしても、この無煙炭化器という道具はすばらしい。特別な技術なしに焚き火感覚で簡単に炭焼きができる。しかも、篠竹のような、地域で邪魔者扱いされてきたものが炭焼きの材料、つまり資源として蘇る。無煙炭化器を開発したモキ製作所の偉業に改めて敬意を表したくなった。

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