何でお金が必要なのか?

よりい週末有機農業塾 炭焼き

日曜日はよりい週末有機農業塾。荒れた竹林の整備を兼ねて、そこで取れる枯れた竹を使い、炭焼きをした。

その前に、参加者のみなさんに質問をした。
「みなさんは、生きていくのにお金が必要ですか?」
もちろん、みんな必要だと答える。おれも必要だ。
「では、なんでお金が必要なんでしょうか?」
やや戸惑ったような表情をする人が数人、混乱したのか「必要だけど、そんなにたくさんいらないし…」と、どれくらい欲しいかを話し出す人も😅

よりい週末有機農業塾炭焼き
経済学の話をしたいわけではない。伝えたいことは、その日にやる予定の炭焼きや、毎週やっている畑と密接な関係がある。

たまたま数日前に見つけた「私たちを振り回すお金」という題名の新聞記事も紹介する。経済学ではなく、文化人類学の視点からお金とは何なのかを論じた記事だ。

この記事の内容も、荒れた竹林整備や炭焼きと大きな関連がある。

非農家出身の人が畑に向かうとは、どんな行為なのだろうかと改めて考えてみる。自分の頭のなかで噛み砕けていない場合は、自給率がどうだとか、役所的な固い表現になりがちだが、もっと 毎日の自分の暮らしに思考を当てはめ、落としこむようにしてみる。

それは、今までほとんど考えてこなかったことを考え直し、生きる方向性や生き方を見直すことではないだろうかと思えてくる。

細かいことは来年度のネタバレ😅になるので書かないが、これからは、生き方を見直し畑に向かう人たちにとって、躍動的な時代が小さく始まる。心からそう思えるようになったとき、何もないと揶揄される田舎が、豊穣の大地に見えてくる。

田舎はおもしろい。生きる甲斐のあるところだ。

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