小さな多品目栽培の強み


地域に根ざした小さな農業をしている以上、地域の食文化や食環境に少しでも貢献したいという想いがある。

その具体化には、いろいろなやり方があるだろうが、ますばうちの考えややり方と、使い手、食べ手が求めるものの一致点を着実に届けるという、ごく基本的なところをしっかり押さえられるようになろうと考えた。

ということで、町内で取引のある飲食店の喜楽さんや居酒屋か~むさんに夏の枝豆を安定して届けるべく、種をまいてきたけど、猛暑と自分の容量オーバーで失敗😵‍💫

悔しいので、秋に再チャレンジすべく、今度はmujaquiさんにベビーリーフをイメージした複数種の間引き菜をお届けするために種をまき、何とか納品まで持っていけた😀

うちの考えは、その季節に足元で取れるものをお届けし、食べてもらうという、ごく当たり前のことだ。お届けした季節の野菜が盛られると、その皿は食卓で小さな畑を表現し、食卓と畑の心理的なつながりを生み出してくれる。今住んでいるところで言えば、市街地と農村部のつながりを生むことでもある。

こういうやり方は、大規模な単一栽培の農業ではできない、小さな多品目栽培ならではの強みだろう。


そんなことを考えながら、シェフにイメージを伝える手紙(メモ書きだけど汗)を書いた。ジビエの肉料理の周りで、今、取れる畑の野菜たちが彩りを添えている、そんな絵を付けて。
こんな風に使ってもらえたら、シェフの希望とお店が大切にすること(身土不二)、うちの考えの三つが一致するのではないか、そう思ったわけだ。

そしたら、シェフが絵のイメージを形にして、料理の写真を撮って送ってくれた👍😀

畑とお店、食べる人、季節、風景が一体になる。結果として、地域の経済や食べる人の健康、風景の保全、郷土愛(愛国心ではない)に寄与する。これが小さな農業のひとつのポテンシャルだろう。

大規模化とは対極の、小さな農業の力を語っていこう👍 それがおれたちの生きる道~♪

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