現代の有機農業が見逃しているもの?

余った白菜の苗を畑の端の草が生えてるところに捨てるように放置しておいた。ぽいっと、放おっただけで、植えたわけではない。
もちろん、肥料も堆肥も何も与えていない。畑の端なので日当たりも良くない。いつも草が生えていて、それを定期的に刈っていただけのところだ。

放おっただけなのに、しっかり根付いて育ち、だいぶ丸まってきた。防虫ネットをかけたところは、酷暑で多く発生した虫にやられてボロボロになったものも多い。でも、この白菜は虫にやられていない。草も別に取ったりしていない。というか、放おってから何も世話はしていないのだ。

寒さに弱い品種なのに、日当たりの悪い場所で元気に育っている。寒さに強い品種は、冷たい北風に当たって外葉が枯れたり傷んだりしている。

こういう、余った苗を放置したらすくすく育つ、というのは毎年、少なからず見る。

ここに、きっと現代の有機農業が見逃している何か重大なヒントがあると思っている。今年はそれを具体的に試してみるつもりだ、

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